インタビュー 「伝統技法で紡ぐ繊細な線と、デジタルで表現する大胆な色使い」 -Catherine Rowe-

今回コラボレーションしたデザインのバックストーリーを教えてください。

Seahorse

HMSQ-CRW03

インドネシアを旅していた時のことです。小さな船でフローレス島からコモド島まで渡っていると、ラッキーなことにサンゴ礁で「神の使い」といわれるタツノオトシゴに遭遇したんです!思い出に残る絶景でした。その時以来、繊細で上品なそのフォルムが忘れられません。いつかまたその海辺に戻り、新たなデザインを描き起こせたらと願っています。

Shell

HMSQ-CRW04

中に真珠の入った貝の美しさにずっと魅了されているんです。タトゥーでも一つ入れてしまうほど好きですね。

Flamingo

HMSQ-CRW05

80年代のマイアミを象徴するレトロな色合いが大好きなんです。このフラミンゴのデザインはそこからインスパイアされました!

Orange

HMSQ-CRW01

スペインのセビリア(*)からインスパイアを受けました。真夏にオレンジの実った樹々が街中を彩っている様子はまさに圧巻!

(*)スペイン南部に位置するアンダルシア州の州都

Lemon

HMSQ-CRW02

子どもの頃、イタリアのガルダ湖周辺の果樹園でレモン狩りをして過ごした、くつろいだ休日の思い出が原点となったデザインです。

Lobster

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貝をデザインに起こしたときと同じ理由なんですが、デザインとしてのロブスターのモチーフがずっと大好きなんです。ただ、ロブスターやカニはモチーフとしてはとても美しいと思うんですが、リアルに本物と対峙するのはすごく怖いです!

ー 《Hatte me! SQUARE》や《Hatte me!》《Hattan》とのコラボレーションにどんな可能性を感じていますか?

本当に革新的で素晴らしいアイテム!『WALPA』が送ってくれた商品の一式を試すのが楽しみです!

ー 日本で自分の作品が販売されているのはどんな気持ちですか?

とてもワクワクしています!特にファブリック生地は日本でも多く利用してもらっており、本当にうれしく思っています。私の作品がどのように使われているのかを見るのが大好きですね。

ー 日本にはどのような印象を持っていますか?

10代の頃からずっと日本や日本の文化が好きでした。若い頃は東京のファッションに興味津々で、学校で日本語を学んだこともあるんですよ。そして何より、日本の食べ物が大好き!いつか絶対に訪れたいです。